1973年11月

みなと日曜学校開校

南区にある「ゆたか作業所」の日曜学校を見学。母親たちが港区にも日曜学校が欲しいと訴え、1973年11月18日、「愛知県障害児の不就学をなくす会」の枝葉の会として発足しました。

1987年4月

無認可施設「イルカ共同作業所」開設

日曜学校からはじまり、養護学校を設立するまでに。そして、学校卒業後に働く場所が欲しいという願いのもと、「ゆたか作業所」に助言を頂きながら、ついに「イルカ共同作業所」を開設しました。

1990年10月

社会福祉法人みなと福祉会創設

無認可施設としてスタートしたイルカ共同作業所は、テレビ番組で取り上げられたこともあり、わずか2年という異例の速さで認可が下ります。すぐに運営主体として「社会福祉法人みなと福祉会」を設立し、初代理事長として加藤昭治(当時みなと医療生活協同組合理事長・医師)が就任しました。

1991年4月

認可施設「イルカ作業所」開所

みなと福祉会設立とともに始まった作業所の建設は、1991年4月に竣工。認可施設、みなと福祉会「イルカ作業所」が開設しました。建設にあたり、多くの皆さまからの出資を頂きました。

1992年3月

無認可施設「施設しおかぜ」開所

重い肢体障害者(児)を受け入れるための無認可作業施設「しおかぜ」を開設。きっかけは、「どこの作業所にも断られる」という、ある母親からの必死の訴えからでした。

1993年6月

『施設しおかぜ』が社会福祉法人みなと福祉会傘下となる

認可施設となることを目指して、「施設しおかぜ」がみなと福祉会の傘下となりました。しかし、1995年にイルカ作業所の職員と理事会との間で問題が起き、認可が大幅に遅れました。

1997年9月

社会福祉法人みなと福祉会と『港区障害者児を育てる会しおかぜ』との合併

「子どもの学校や卒業後のことを相談する場所をつくろう」という想いからスタートした「港区障害者児を育てる会”しおかぜ”」とみなと福祉会が合併。みなと福祉会は法人として施設・事業の運営を行う役割を担うことになりました。

1997年10月

合併後『港区障害者(児)を育てる会』と改称

「港区障害者児を育てる会(略称:育てる会)」と改名し、運動団体として、より豊かな障害者(児)の生活や権利を守り、人が人として尊重される社会を育み、発展させる役割を担うことになります。

1998年7月

認可施設「しおかぜ作業所」開設

1995年問題が影を落としなかなか認可が下りませんでしたが、2万2,000筆の署名を集め、「しおかぜ作業所」として認可されることになりました。

1999年4月

初のグループホーム「みなとホーム港北」開設

障害者も親も安心して暮らせるグループホームがほしい。そんな願いに応えて初のホームを開設しました。

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2000年4月

グループホーム「みなとホーム川間」開設

最初のグループホーム開設から1年後、2か所目のグループホームを開設。以後、入居者4~5名に対し1名の生活介護職員が、24時間365日支えるグループホームはどんどん広がっていきます。

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2000年4月

「知的障害者地域生活支援センターみなと」開設

2000年に介護保険がスタートする中で、「施設から地域へ」ということが叫ばれるようになり、地域生活支援(ヘルパー派遣)のための「知的障害者地域生活支援センターみなと」を開設します。

2003年4月

居宅介護事業所「ネットワークみなと」開設

支援費制度の導入により、公的な制度にもとづく障害者居宅介護事業所となり、「ネットワークみなと」をスタートさせました。

2003年7月

無認可施設「ぱんだふる」開所

不況の影響により、一般企業に勤めていた障害者は真っ先にリストラの対象となり、そういった方々を受け入れるため、手作りパンとコーヒーのお店「小規模作業所ぱんだふる」が開店しました。

2005年7月

「児童デイサービスさざなみ」開設

「毎日外へ連れ出すのはかわいそう」「子どもを預けて働きに行きたい」という母親たちからの声により、児童デイサービスが始まりました。

2006年7月

認可施設 通所更生施設「うろじの家」開所

1998年3月無認可施設「うろじ作業所」として開所した作業所は、「育てる会」による運動のもと、2005年にようやく認可がおり、2006年7月「うろじの家」としてスタートします。

2006年10月

無認可小規模作業所「ぱんだふる」と「うろじの家」を統合

2008年に「手作りパンとコーヒーのお店ぱんだふる」を一旦閉店、うろじの家の2階に本拠地を移し、焼きたてパンの注文・出張販売のお店として営業を開始します。

2008年6月

「障害児デイケアさざなみ」開設

「児童デイサービスさざなみ」が周知されるに従い、「中高生のためのデイサービスもほしい」という声が上がり、「障害児デイケアさざなみ」を開設しました。

2011年3月

「みなと福祉会・育つ会センター」開設

長年の願いであった、法人本部事務所を開設しました。法人本部事務所・障害児デイケア・グループホームの3つが同居する3階建ての建物です。

2011年4月

「生活介護さざなみ」開設

重症心身障害の人たちを受け入れる初めての取り組みが始まります。(その後、わーくす昭和橋に吸収)

2012年4月

「わーくす昭和橋」開設(旧名古屋市立昭和橋作業所を移管)

名古屋市の知的障害者通所授産施設「名古屋市立昭和橋作業所」が、行政改革の一環として民間への移行を決定し、引き受け手となる社会福祉法人の公募を行います。みなと福祉会は当初、民間委託に反対の立場で運動をしていましたが、受託することでより良い施設になるならと、立候補を決意、受諾が決定します。

2013年4月

「わーくす昭和橋」4階建てで新設開所

1年間、旧施設の仮設を使った後、新装の4階の建物に移りました。

2013年6月

「放課後等デイサービスさざなみ」開設

港区入場の2か所の児童・障害児の施設も手狭になり、中川区に3か所目の施設を開所しました。
(事情により2017年3月で閉所しました)

2015年4月

『港区障害者(児)を育てる会』を『港区障害者(児)とともに育つ会』と改称

2018年4月

「あしたの家」開設

長年のねがいであった重度の障害の人たちも安心してくらせる場であり、地域生活支援事業として4階建ての建物が完成しました。

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